2014年10月

金木犀が香しい季節です。

香りで癒され、秋晴れに癒されます。

私の最も大好きな季節がやって参りました。

深まりゆく秋の気配と共に内側を内観出来る季節です。

先日、私の大好きな秋桜高原に行って来ました。

秋の風に揺れる秋桜は、少しの強い風にも寄り添いながら美しく咲いておりました。

秋桜高原には沢山の人達が来られておりました。

親子連れ、老夫婦、カップル、友人、兄弟姉妹。

人は各々に物語があって、この一瞬に様々な出来事が繰り広げられている…

私はそんな想いの中で、綺麗な秋桜と人々を見つめていました。

出逢いと別れ。

先日、長年のお客様を見送ったばかりでした。

「春夫さん・純子さんありがとうございました。特別な事は何も出来なかったけれど、お二人との想い出が大切な宝です。」

秋桜の高原で祈りを捧げました。

生まれてから生命を閉じるまでどれだけの方々とお逢いするのでしょう。

私は改めて、今のこの仕事に感謝を致しました。

そして胸に立ち上がる熱い想いは何なのでしょう・・・。

お二人のお客様とのお別れは、私に沢山の気づきを与えてくださいました。

秋風と共にお別れしたお二人に改めて感謝を贈ります。

「お二人の笑顔を忘れません。ご家族の皆様と知り合いになれた私達を見守ってくださいね。ありがとうございました。」

ゆりの森で出逢ったお客様(このサロンで友人になった皆様)が、温かくおくって下さいました。

                        ~祈り~