かぐわしい香りの花便り~春を満喫し桜を愛でる季節がやって参りました。
昔の人々は桜の木には「サ神」という山の神様が宿ると信じていたそうです。一年の豊作を桜の木の下でお酒を供えて祈り、そのお酒を頂いた風習から、お花見がはじまったとか。
平安時代の貴族の優雅な遊びとして広まった花見は江戸時代から庶民の楽しみとして広がりをみせたようです。
日本の国花といわれている桜。
桜全線がゆっくり北上しながら春の来たことをしっかり伝えてくれます。
桜の季節になると自然界の素晴らしさをつくづく感じます。
共に咲き共に散るといわれる桜は日本人の武士道を現すともいわれてきましたが、その時代のいさぎよさ…なのでしょうか。
しかし現代に生きる日本人は、その時代の意識背景とは変わってきています。今必要とされている日本人への意識は共存共栄なのかもしれません。
今の日本全体の課題。少子化・老人介護・病気の看護・経済・政治。
それぞれの心の窓で感じる今の日本の情勢。
桜の花が、何だか私達の生き方を示唆しているように思います。…美しく咲く桜のように共に生き共に咲き誇るそんな人生を楽しみたいですね。
花冷えの季節です。お体をご自愛しながら桜を愛で楽しんでください。
4月も宜しくお願いいたします。
m(__)m♪
