先日、遠方から来られたお客様が、高田公園の蓮の花を観賞し驚いておられました。「ここまで沢山の蓮の花は圧巻ですね!」と。東京・金沢・長野・神奈川・茨城・岩手から来られた方々が口々に語られました。
白蓮・紅蓮 高田公園の蓮の花は世界でも有名な咲き方らしいですね。
この二つの色合いが珍しく…白と紅のコントラストと16ヘクタールまで広がる、美しい蓮の素晴らしさは東洋一と言われています。
満開の時期を終えても次から次へと花をつけ、一花の寿命は四日です。
決して綺麗な水からは咲かず、泥水の中から咲き誇る蓮の花は、人間の人生を示唆しているようですね。
お盆のお花。お釈迦様の美しい蓮座がイメージされます。
そして蓮の花は非常に霊格が高いと言われています。
心を浄化してくれる蓮の香りは、10キロから15キロも香りが漂うと聞いた事があります。
お盆のこの季節は、誰もがご先祖様に手を合わせ感謝の想いを伝えながら偲びます。
受け継がれていく生命の営みを感じながら、改めてルーツに感謝したい季節ですね。
この蓮の花も先人の知恵。
明治初期…飢餓で苦しむこの地の人々を救う為に、保坂貞吉さんという方が蓮根の栽培を始めました。そのお陰で、現在は食する為の蓮根でなく私達は美しい蓮を愛でる事が出来るのです。
感謝ですね。
蓮の花言葉は〔神聖・沈着・休養〕です。
蓮の季節もわずかです。どうぞこの私の一人言を一読された方は高田公園の蓮の花を散歩でもしながら風情を楽しんでみてください。そして御自身と向き合う時間として設けられたらいいですね。きっと日々の喧騒から解き放たれ素敵な自分と出逢うでしょう。
私は早朝散歩しながら蓮に沢山の英気を頂いております。
今日も蓮のエネルギーを頂きました。
まだまだ暑い日が続きます。
どうぞご自愛され残された夏を楽しんでくださいね。 m(__)m
