衣替えの季節を迎えました。
学生服も最近では見られなくなりましたが、私の学生時代は、制服が変わることで季節の移り変わりを
実感したものです。
詰め襟に、セーラー服。どちらも考えてみれば、軍服です。過去日本は軍事国家だったからなのでしょうか?
今はなかなか見かけない姿ですが、私にとっては、非常に懐かしく思い出深い制服(学生服)です。
こんな想いから季節感を感じてもいた私ですが……何故か衣替えは大好きなのです。
聖書にこんな聖句があります。 【古き衣を脱ぎすてなさい。そうすれば天国に行けるでしょう。】
天国に地獄……話は変わりますが、母がよく幼い私に天国と地獄を例えばなしで語ってくれました。
小学校の四年生位の時です。私は「もう漢字の練習は、やだ!」と叫んでいました。
そうしたら母は、「あのね、漢字がわからないと、あの世に行くとき困るんだよ。」と。
「なんで?」と聞くと……「人は、死ぬと間もなく、目の前に標識が出てくるの。でもね、漢字を覚えてないと、その標識は天国行きと地獄行きと2つの漢字が書かれてあるんだけど、読み方が解らなくて、間違って地獄の標識の方に歩いていっちゃうんだよ。だからね、なんでも漢字は覚えておくといいんだよ。」と諭してくれました。
幼い私は、それから一生懸命に漢字の練習をしました。(笑)
そんな母の教えから私は漢字の意味を見つめるようになりました。
衣と言う文字のもつ意味。この季節になると身近な人に、お話を致します。
「古い衣を脱ぎましょう……」私なりに表現をします。
私の内側にある、持っていてもなんの得にもならない衣(心)を手放しましょう。
その想いはいつもこの季節に強く現れます。
衣へんの上に龍と書いて、襲われる・・・と表現される文字になります。
龍とは神をも意味しますが……。なんと聖書に記されたメッセージには、感動します。
私の勝手なとらえかたなのかもしれませんが……。
又、余談ですが、一説には、聖書は漢字で記されていたとも聞いた事があります。
冒頭で、制服の話もしましたが、……詰め襟とセーラー服が、手放されていく時代。
もしかしたら、日本は軍事国家から、離れ始めているのかもしれません。
とは、いっても今の政治家の方々はどのように見つめているのでしょう?
(これも余談ですが、自衛隊やら憲法9条が騒がれて……)
古い衣を脱ぎ始めて下さっていればよいのですが、……
衣とは、なんでしょう?・・・・・・「考え・マインド」
私はそのように見つめながら、この季節
洋服をクリーニングしたり、新しい服を新調するように、心も、楽しく爽やかに生活できるように、
古い衣を、脱いでいこうと思います。
皆様も、この衣替えの季節。 身だけではなく、心の衣替えをしませんか?
身はサンドバスで、汚れを落としてクリーニング。
心は、過ごしやすい、この季節に心の内観でクリーニング。
皆様の心身が、実りの季節を迎えられますように。
10月も宜しくお願いいたします。 m(__)m❤
