2016年2月

節分を迎え、そして立春、いよいよ桃の節句ももうじきですね。

まだまだ寒い日が続いておりますが、暦の上で春の喜びを感じるこの頃です。

日本は四季がハッキリしています。

季節感を感じる喜びとして月ごとの行事や、年中行事があります。

特に、桃の節句・お雛祭りは、日本の女性にとって楽しみな行事でもあるようです。

最近では、様々な材料を使っての手作りお雛様が流行っています。

絵に書いたり、粘土で作ったり、色紙を使ったり、貝殻を使ったり、アイデアを楽しむ、ひな祭り。

高価な雛人形から随分と変化した雛人形。

時代の移り変わりの影響も受けているのでしょう。

平安時代から伝わる雛祭り。

この雛祭りは、お内裏様と呼ぶように、宮中のお姿を仮に人形に写して敬うもの。昔は雛人形で遊びながらお飾りの、お膳の上のお椀やお箸やお茶碗で、自然と使い方を学びました。

雛壇は、様々な立場から、各位というものは何かを象徴的に壇で教えています。

又、雛祭りは、楽しみながら、女の子に必要な躾を学んだようです。

桃の節句は邪気払いとも言われ、桃の木には邪気を払う力があります。

健やかに育ってほしい、親の願いと祈りを込めて行われてきた日本文化になくてはならない年中行事のひとつでした。

季節の変わり目と喜びを教えてくれる雛祭り。

失われていく日本文化を雛祭りを通じて感じてみませんか?

実は本来、桃の節句は、女性の優しさ、たおやかさ、豊かさ、美しさを導き出す行事のようです。

女性の優しさは平和を作り出します。女性性に宿る母性から…。

   雛祭りの女子会。

    雛祭りパーテイ。

楽しみながら、雛祭りで女性を感じてみてください。

2月も宜しくお願いいたします。