久し振りに 郷里を訪ねて~
私の生まれ育ったところは人里離れた山の奥の奥です。
山紫水明ですが……まったく何もありません。
過疎化が進み、人に出会う事もありません。
人の気配がほぼ無くなった田舎に少しの寂しさを感じながら、暫く山歩きをしました。
しかし…
余りにも懐かしくて足を止めると、暫く時間が止まったような感覚になったのです。
雪解けの水の音
鳥の声
小川のせせらぎ
風の音
幼い頃、大きく見えた田んぼが小さく見えて、小さく感じた杉の木が大きくなりました。
幼い頃の想い出が走馬灯のように蘇り…涙が溢れました。
ふるさと 本当によいものです。
春の自然界は新しい生命を生み出します。そして命の大切さを感じます。
蕗の薹・つくし・スミレ 木々の芽吹きと共に春を満喫しながら…
スミレかタンポポのようだった小さい頃(保育園の頃)の私を思い出しました。
懐かしい父母との想い出。そして兄弟とケンカしたり仲良く遊んだり沢山の想い出。
その想い出と共に当時の心情も深くよみがえりました。
【ふるさと】は家族の、そして父母の愛の証がありますね。
この大地が私を育て、この空が私を見守ってくれました…
この4月…大自然と両親に感謝しながら新しい出発です。 私も、ゆりの森も。
満10年を迎えた【ゆりの森】 新年度共にスタートです。
