2016年4月

久し振りに 郷里を訪ねて~

私の生まれ育ったところは人里離れた山の奥の奥です。

山紫水明ですが……まったく何もありません。

過疎化が進み、人に出会う事もありません。

人の気配がほぼ無くなった田舎に少しの寂しさを感じながら、暫く山歩きをしました。

しかし…

余りにも懐かしくて足を止めると、暫く時間が止まったような感覚になったのです。

雪解けの水の音

   鳥の声

   小川のせせらぎ

    風の音

幼い頃、大きく見えた田んぼが小さく見えて、小さく感じた杉の木が大きくなりました。

幼い頃の想い出が走馬灯のように蘇り…涙が溢れました。

ふるさと      本当によいものです。

春の自然界は新しい生命を生み出します。そして命の大切さを感じます。

蕗の薹・つくし・スミレ  木々の芽吹きと共に春を満喫しながら…

スミレかタンポポのようだった小さい頃(保育園の頃)の私を思い出しました。

懐かしい父母との想い出。そして兄弟とケンカしたり仲良く遊んだり沢山の想い出。

その想い出と共に当時の心情も深くよみがえりました。

【ふるさと】は家族の、そして父母の愛の証がありますね。

この大地が私を育て、この空が私を見守ってくれました…

この4月…大自然と両親に感謝しながら新しい出発です。 私も、ゆりの森も。

満10年を迎えた【ゆりの森】 新年度共にスタートです。