2018年12月

今から約18年も前に、イタリア・フランスを旅した時の空を

12月を迎えると思い出します。

昼の青空とも夜空とも違う神秘的なブルーに染まった空。それは良く晴れた日の夜明け前や、日の入り後に訪れる深くて透明度の高いブルーなのです。

フランス語で、「ルールブルー」・・・この時間帯を意味します。

私の住んでいるバルコニーから、空の変化が良くわかります。

あの何ともいえない色の空に出合いたいとおもうこの頃なのですが、

これから冬を迎えていく季節は、まず難しいでしょう。

空をみつめていると、時間が過ぎゆくことを忘れてしまいます。

年々、時間が早く過ぎていくように感じます。

それと同時に、もっと瞬間、瞬間を大切に生きたい!丁寧に大事に生きたい!

そんな風に思うこの頃です。

「光陰矢のごとし」と言います。

いかがでしょう?

12月を迎えて四季を堪能して一年を過ごしたかしら?

そんな問いに……無言になってしまいます。

そのように敢えて自分に問いかけながら、「今を生きる」=「丁寧に生きる」。

この事の意味は人それぞれ感じ方が違うと思いますが、私は最近、丁寧に生きる事によって感謝が生まれてきています。

日頃当たり前と思っていたことが、「沸き上がる感謝」とでもいいましょうか…。

もう少しで、今年も終わり……丁寧にお掃除をして、一年の掃いと室礼(しつらい)を美しくして、居心地のよい場所を大切に育みながら、我が心も美しく祓う。

今日は、12月1日

神社参拝の日。

我が心を綺麗に祓いながら祈ります。

居心地のよい場所とは……まずは、我が心。

あのイタリア・フランスでみつめた、ルールブルーの美しいブルーの空。

そんな我が心であるように日々精進しながら、本年最後の月を大切に大切に

生活しようと思います。

皆様も忙しい忙しいと日々の時間に追われませんよう……(忙=心を亡くす)

祈りを込めて

12月も、どうぞ宜しくお願いいたします。m(__)m(^.^)