「東久邇宮平和賞」
7月24日、大阪ガーデンパレスでの授与式に出席してきました。
平和賞……この響きを感じただけでも胸が熱くなります。
何故なら、20世紀の女性の中で最も尊敬するマザーテレサがノーベル平和賞を受賞されたことが脳裏に蘇るからです。
私はマザーの足元にも及びませんが、マザーテレサの奇跡を辿れば辿るほどに、彼女の生きざまは、いつの時も枯れる事なく私達の心に息づいている事を感じます。
マザーテレサが、先進国の孤独を日本人に問いかけたのは1980年代でした。
時を経て、その事の意味を、今さらながらに深く感じています。
よき事はあまり表に表現されず、毎日TVで報道される内容は、目を背け耳をふさぎたくなるような事件ばかりです。
マザーテレサだけでなく、世界の平和を願いながら、その礎を築かれて逝かれた先人たち。そのような方々が、空の上から今の日本をどのように感じ見つめておられるでしょうか。
特に、太古の昔から【和を尊ぶ日本民族】・・・そう言われた私達日本人には、見失ったものが沢山あるように感じる事と思います。
8月は終戦記念日も迎えます。
本年の前半に世界の影響国である4か国、ロシア・アメリカ・中国・北朝鮮のリーダー達が重要なミッションを終えました。
2度と同じ過ちを犯さない為にも、世界で初めて原爆を投下された日本が、どこの国よりも平和という言葉を大切にし、実行でき、平和を伝えていかなければならない国なのかもしれません。
平和の鐘を鳴らすのは私たち。
一人一人が、見失った足元のスタートラインをみつけ、自らの思いで人生と向き合う力を育て…
人生とは? 何の為に生まれ……どこに行こうとしているか……。
お盆も間近です。
幸せを願って逝かれた御先祖様を偲びます。
私は霊前に手を合わせながら、いつもこの時期になると強く想うことがあります。
それは【生きざまは、死にざま】だということ。
マザーテレサの一言も思い出します。【愛の反対は憎しみではなく無関心】
魂の歪みがないか? 自らの心に問いかけながら、真実の自らと向き合うと
自ずとみえてくる純粋意識。
人をいじめることなく、自分をいじめることなく。
やはり、先ずは自らの内側の平安。 取り戻す平和!
平和は語るのではなく実践!
私は、東久邇宮平和賞に恥じることなく、精進して参りたいと思います。
蓮座に座るお釈迦様のように、泥沼から天地に(根も茎も一緒に)成長し美しい花が咲く蓮の花のように。
【 人生は魂の成長と進化】・・・そのように思います❤
暑い夏を楽しみながら… 8月も宜しくお願いいたします。m(__)m
