ひと雨ごとに、緑の鮮やかさ美しさを感じるこの頃ですね。その反面梅雨は湿度も
高く心身のバランスを意識的に整える大切な季節に思います。
盛夏を迎える前に、自然界は充分な水分補給が必要な時期でもあります。
氣をつけなければいけないのは水の滞留。
湿度は心身のバランスを崩します。
体内に入り込んだ水分の水捌けをしっかりしておかないと体に不具合を起こします。
分かりやすく例えれば花瓶の水と同じですね。
水を替えなければ花瓶の水が濁り淀み……悪臭を放つようになります。
私達の体の水捌けもさることながら、もっと重要な事は意識の水捌けです。
この季節は自律神経も崩しやすく体に変調をきたします。
気をつけるポイントは、心を意識的に整える努力だと思います。
心の安定や穏やかさ。
私達はとかく外に目を向けてしまいます。人の目。それも大切な事ではありますが、
いつも周囲に氣をくばり、家族の事を考え、自分の事は後回し。
そのような見つめ方の延長は「自分という存在は大切」と言う、自己肯定感を得に
くくなり、心も常に揺らぎやすくなります。
自己犠牲に基づく他者への貢献は長続きしません。
では、どうしたら良いのか?
私は最近、自らの意識を客観的にみれるように丁寧に生きることを始めています。
もう一人の自分をイメージの中で作り上げ、考えから来ているのか?ハートから来
ているのか?観察します。
ネガティブマインドもポジティブマインドも両方を感じて、心地良い方を選択しま
す。だからと言って、ネガティブマインドも否定せず、「そうだったんだ」と認め
ます。
今起きている事をあるがままに氣づき認めて、事の内容に溺れないよう、ドラマを
観察するように眺めます。
以前の私は、ドラマに入りこみ過ぎて心身のバランスを崩しました。
自分を意識的に生き、丁寧に生きると、小さな幸せを感じられる幸福度が増してき
ます。
季節はある意味潤いの季節です。
深呼吸しながら、ゆっくり自分の内側に入る(瞑想)
などしていくと、自分自身の心を感受できるように
なり、この季節のように潤いがやってきます。
潤いは、人から与えて頂くものではありません。
自慈心から育っていく慈愛心。
そんな風に思います。
又、体の水捌けには、サンドバスが最適。
皆さんの心身を大切に見守る「ゆりの森」 7月も宜しくお願いいたします。
この季節、共に心身の持ち方を見つめてまいりましょうm(__)m
