七夕の季節がやってきました。
幼い時に作った七夕飾りを思い出します。
短冊に願いを書いて、皆で歌った「笹の葉サラサラ~~金銀砂子」
何だか静かなワクワクを感じていましたが、それは、見果てぬ宇宙観だったように思います。今も七夕の季節になると、夜空を見上げる私がいます。
先日、私の姪が、子供を通じて体験した話を伝えてくれました。
❤「夫婦喧嘩を子供の前でしない」そう決めていたにも関わらず、感情を抑えられず、しかも泣いてしまったと……。すると、子供が、置き場所が分からないはずのタオルを見つけて持ってきて、自分の涙を拭いてくれ、更には、パパが、その我が息子の姿をみて泣いてしまっていたら、なんと今度はパパの所にやってきて涙を拭いてくれた……❤
そんな、1歳8ヶ月位の幼子の話を聞いた私は、胸がうたれ涙が溢れました。
同時に以前マザーテレサの本に書かれてあった、幼子の体験を思い出しました。
「私の孤児院で、お砂糖が全くなくなってしまった事がありました。すると小さな男の子が、どこでどうしてなのかわかりませんが、マザーテレサのところにお砂糖がない、と聞いたのでしょう。その子は、うちに帰って両親に言いました。ぼくはこれから3日間お砂糖はいらないよ。そのお砂糖をマザーテレサにあげるんだ。
3日後、両親はその子を連れて私達を訪ねてきました。彼の手には、小さなお砂糖のビンがありました。その子は名前すら発音できないほど小さな子でした。
けれど、その子は私に教えてくれたのです。大切なのは、どれだけたくさんあげるのかではなく、どれだけ愛をこめるか、ということを。」
2020年を迎えて間もなく、世界も、日本も、変化を余儀なくされています。
そして私達の足元からの生活が一変しはじめました。
これから先、どうなるのだろう?と、不安や恐怖と向き合うマインド。しかしこの現実を通じて私達が築き上げてきた、当たり前と思う常識が崩れ始めています。
今……想うことは、マザーテレサが語った「分かちあい、支えあい」
生前語られた様々なメッセージの中に当たり前と思うこの内容を、今、氣づき、活かす……そんな時なのではないでしょうか。
子供の眼には、枠組みがありません。
無償に与える……
世の中は、奪いあいの歴史から、与えあう今に変化していくのでしょう。
七夕に願いを……
今こそ、自分欲の願い事ではなく、誰もが幼子のように持つ無償の愛の宇宙観を立ち上げたいですね。
きっと、そんな難しいことではないのでしょう……
七月も心身共に健やかな皆様でありますように願いをこめて。
~*-☆.。o○☆・‥★~ m(__)m
