2022年12月

人類は色々な環境と、様々な生活圏で営まれている・・・そんな想いでテレビをつけるとインドのスラム街に住む子供達の教育が放映されていました。

子供を学校に行かせない親が多く、インタビューすると

「わたし達は、学校に行ったことがないから学校がわからない。だから子供を学校に行かせない。」「そんな環境の子供は学校がわからないから怖いと言っている。」

また、兄弟三人の子供達の学校への登下校姿が映し出されていました。

真ん中の僕は足が悪く、お兄ちゃんと弟が手作りの椅子に車を取り付け前と後ろで引っ張ったり押したりしながら、ボロボロの車椅子で2時間かけて学校に行く。更にアフリカのある地域に住む子供達も猛獣に襲われないよう2時間もかけて学校にいく。

チベットの奥地に住む子供は危ない谷や山を越えて1時間半の通学をする。

平均このような子供達の通学は、往復4時間。

鉛筆もノートも買えないそんな子供達それぞれに将来の夢を聞くと、一番多い夢は、医者になることと答える。

何故と問うと・・・「僕の、わたしの周りに病気の人が沢山いるから」と答えます。

日本人の生活圏では考えられない姿に驚きと感動を覚えます。何故ならテレビでみた子供達は小学生位の子供、そして全員が笑顔で答えているのです。

このような姿はほんの一部と分かっていますが、わたしは、貧困の中で希望を持って答える子供達の姿が脳裏から離れませんでした。

様々な環境に生まれてくるのはどうしてなのかしら? 長い年月思い巡らし考えていた時期がありました。

それは、どうやら、私達の魂が選ぶようです。

顕在意識では、その生まれる前の記憶は忘れてしまっていますが、潜在意識の奥の方では分かっているようです。 

それにしても苛酷な挑戦です。

地球を選び、国を選び、地域を選び、親を選ぶ・・・全ては自らの意思決定の中で生まれてくる。そのような内容は既に多くの人達が知り始めています。

このように見つめていくと、全ては魂の挑戦。

自分の人生のドラマを選択し、どう生きるかは、その人の選択なのだと腑に落ちていきます。

様々な環境で思い描く人生は本当に尊いと感じます。

わたしは、このような子供達から学びます。

苦境は公的な意識に導いてくれると・・・

先日は目の不自由な子供達が想いを発しているテレビをみました。

苦難や難関を越えて目覚めていく意識に感動いたしました。

この子供達もまた、自らの体験から世の中への貢献を発言しておりました。

環境や置かれている立場に振り回されない、純粋意識の子供達から学び取る尊い出逢いでした。