立春を迎えて新たな出発を感じます。
風、空気、天候、自らの意識。見えない全てに意識を合わせてみてください。
わたし達の住む地球は変化の時を迎えています。
この数年の目覚ましい世の中の変わりかた、そしてその中に生きる、わたし達は沢山の氣づきと、歪みを感じているはずです。
十字架で息を引き取る直前にイエス・キリストが言った言葉・・・「我は乾く」と。
わたしはイエスの、この言葉から「魂の声に耳を傾けなければならない」
そう思ったのは、20代の若き日の苦しい人生の一コマから紡ぎ出しあぶり出された内なる想いでした…何故なら、わたしの内側が乾いていたからです。(イエスの磔刑から感じとったので)きっと…わたしの過去生、前世は深くイエスとの関わりがあったのだと感じます。この深い氣づきの体験は、わたしの人生を大きく変えていきました。氣づきから、行動、実践に繋がっていったのです。
そして、最近の氣づきは…「魂との契約はゲームのようであり、パズルにはめ込むピースのようである」と実感するようになりました。
そしてそれらの氣づきは、わたしの人生の原点だったように思うのです。
常に、わたしの心を支配し(悪い意味ではなく)、その原点から…【今】を迎えているような氣がします。
さて、皆さんはどうでしょう・・・
今何を感じて生きていますか?
わたしは想います。もし生きている間に自分の人生が価値多きものであったと納得せずに死ぬとすれば、これほど悲しいことはないと感じます。
わたしが5回のインドの旅で導かれた想いは(シャンティ)でした。
そこで観じたのです。
【イエスが最大に力点を置いたのは平安】
イエスの言葉・・・「わたしの平安をあなたに送る」
人の魂は平安を求めている。幸福の絶頂でもなく、舞い上がるような喜びでもない
幸福は物質的条件が必要である。しかし…
平安は人の助けを借りない。自ら作り出すことが出来る。
幸福という言葉は舞い上がらせる。平安という言葉は、わたし達を落ち着かせる。
【幸福】と【平安】
皆さんは、どう感じますか?
当時のイエスは、どれだけ深い想いの世界で、行動し実践し、祈ったことでしょう。
祈りは聞き届けられると、わたしは確信しています。
人しれず祈り愛の実践をしつづけたイエス・キリスト。
わたし達は、机上の学びをするのではないのです。
本当に本年から行動、実践、氣づきなのです。
あなたが、あなたを平安にしてくれるのです。
魂は幸福というより安らぎを求めているのです。
そう! それが、あ・な・た
2023年は、天地開闢
先人達の礎の上に歩むわたし達は、そのことの意味を深く観じてそして、歩むのです。
妄想の人生ではなく、真に魂との契約を知り、魂とひとつになる人生。
一人ひとりが、自らの内なる平安に出逢うように共に歩みを進めて参りましょう。
本年も宜しくお願い致します。
恩田久美子
