2024年8月

暑い夏!

猛暑が続いております。

冷えたスイカを一口頂いた時に子供の頃の夏休みが浮かんできました。

弟と自転車遊びをした後にケンカしながら食べたスイカ…

自分のスイカが小さいとか…大きいとか…(笑)

ヤンチャな弟は自転車で田んぼの中にダイビング!

あれよあれよという間に泥だらけ(笑)

そんな弟はみるみる自転車を使いこなし、ハンドルさばき

は見事に上手くなりました。

お山育ちの私達にとっては自転車遊びは大変でした。何故なら坂を下る時は良いのですが、下ったら上らなくてはなりません。上り坂は自転車を必死で押して登るのですから、行きは良い良い帰りは怖い!…子供だからそれらも合わせて楽しめたのだと感じます。

幼い頃の自転車遊びから当時を振り返り思います。

三輪車から車輪が二つの自転車。なんで車輪が二つしかなく不安定なのに倒れないんだろう?そんなふうに思ったことがありました。

弟は何度も田んぼに突っ込んだり、崖から落ちたり、山を下り山を登り、登り坂もヘトヘトになっても自転車を乗り回し、それでも遊びながら練習を繰り返し、転んでは立ち上がり、感覚を掴むことで本当に上手になりました。

この子供の頃の懐かしい自転車遊びから感じることがあります。

大人になると支配される意識があります。それは【失敗を極度におそれる】

子供は転んでは立ち上がり、感覚をつかむのです。

大人になると全てにおいて、「自信がないから…失敗したら…」そんな思考に支配されます。

自転車は、自信があって乗れるようになったのではなく、乗れるように練習して、結果的に乗れるようになった。

つまり行動が先で、乗れる自信が後からついてきただけなのです。

自信がついてから何かをしようとする人は、補助輪なしで乗れるようになってから、補助輪を外そうとしている人に似ています。行動と自信があべこべで、これでは自転車に乗れないばかりかいつまでたっても何もできません。

この自転車体験から学ぶのは、

【思考を変えなくても、体を変えれば心は変わる】

【自信は体験から、導き出される!】

つまり体を使う体験が先なのだと実感いたします。

坂道、砂利道、泥道を自転車で走る弟の姿は自信に満ちていました。

つまり行動が先で、乗れる自信が後からついてきただけなのです。

失敗も成功もない、あるのはそこで体験、経験するための人生のコンパスが失敗と成功の言葉に表した言葉になっただけ。言うなれば、氣づきの為のコインの裏表!なんですね。(^_-)-☆

猛暑が続いておりますが、童心に返り、あるがままのこの瞬間を楽しんでまいりましょう。

  8月も宜しくお願いいたします。

     m(__)m