夜空を見上げて、ふっとやってきた想い。
たしか、多感な24歳の頃。
わたしは人生に悩んでいました。「なんの為に生きているのだろう…?」
特別に辛い事があったわけでもありません。。。友人に恵まれ、家族の愛を受け、仕事も順調にこなし、しかし満たされない想いは時空を超えていき、心がここにない状態の毎日でした。
誰に相談することもなく、しかし私の内側は枯れ果てた状態でした。ある日、夜空を見あげた瞬間に深い意識からのギフトが来たような導きがありました。「何億光年もかけて私の目に映る星々は既に無くなっている、しかし今この瞬間に星を見ている私は時空を超えている。。。星は生きている。そして私も私の故郷の星がある。。。私はそこに帰る為に地球にやってきた、丸かった素晴らしい球体の魂に傷をつけた過去世…その傷を人生かけて丸くする為に私はこの星にやってきた、人の内側にはびこる不安、心配、恐怖、嫉妬、怒り、憎しみ…このややこしい感情に振り回される人間からの脱皮!私はきっとそれらの感情と向き合って素敵な人間に生まれ変わるんだ!そして多くの人がそれらのややこしい感情と友達になってしまっているから、心から幸せを感じられないんだ!私の球体は魂であり、それらをしっかりと丸く丸く人生をかけて整えるんだ!」
………幼い人生体験がない20代に感じた想いでした………
今も、その想いは色褪せることなく私の人生を導いています。
以前観たドキュメンタリー映画。「マハトマ・ガンジー」
ガンジーの生き様に胸を打たれ、ガンジーの行動に感動した記憶が蘇ります。
生まれて保証されるものは死ぬ事です。私を含めどれだけの人がそこと向き合って生きているのでしょう?
ガンジーは南アフリカで弁護士をするかたわら、公民権運動に参加し、インドに帰国後「非暴力、不服従」を提唱し、イギリスからの独立を指揮しました。無期限断食までしながら最後は銃弾で亡くなりました。
そのガンジーの言葉
【束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。悲しみがあるからこそ、私は高く舞い上がれるのだ。逆境があるからこそ、私は走れるのだ。涙があるからこそ、私は前に進めるのだ。】
20世紀の人類は搾取と戦争が続き…21世紀になった今も姿形は変わっても、人間はあいも変わらずわがままな子供が大人になったように生きている。わたしは想います。人間が地球にやって来たのは魂の進化と成長の為だと…。
意味のない、権力、権威、財
全ては、アクセサリーのようなもの。
私は、どんな環境であれ、自身の魂を磨き、この世をまっとうしたい…あの若い頃に出逢った魂との会話につきるのです。
仏陀が諭す
【自灯明】
この意味がどれほどの人が理解できるでしょう。
平安は自ら
平和は自らの心の動きを精査しながら魂に向き合って、誰にでも存在する内側にある偉大な創造主の魂と統合(ワンネス)に向かって生きたい。
この3月、春を迎える勇敢な芽吹きのように自身を慈しみ尊び、人間は何故生きているのかを学んで行きたいと思います。
皆様と…
3月も宜しくお願い致します。
