父が教えてくれた事………。
わたしの人生で父に出会えたことは最高の幸せでした。
旅立って25年になります。
名前は晴清。【名は体を表す】と申しますが…本当に名の如く晴れるに清い!と表現出来る人でした。
そして「立て板に水」と言われることわざがピッタリのような性格の父でした。
寡黙な父は、本当に後ろ姿、そして、佇まいで、育ててくれたように思います。
大好きだった父が、わたしの大の苦手(嫌い)なものが大好きでした。それはヘビ!
そのエピソードは沢山あります。小学校の参観日は、必ず父が出向きます。父が参観日に出向くと教室に集うお母さん達は、父の側から離れます。どうしてでしょう…。
父のズボンのポケットから小蛇がチョロチョロ顔を出しているのです。父の後ろにいらっしゃるお母さん達は驚きの余り父の側から当然離れます。
その事を参観日に出向いたお母さん達が口々に教えてくださるのです。
材木屋を営む父は山仕事の中でヘビに出会います。道中お持ち帰りをしてしまうのです。
母に同級生のお母さんが、「おたくのお父さん、又、ヘビをポケットに入れてました(笑)」と報告が来るのです。
えー! わたし達家族は笑えません。
なんでヘビをポケットに入れるの?!と父にたずねると、父は、「可愛いからね」と答えます。
また、ある日…の朝
母がダスキンで廊下を拭いていたら、父の作業着があったので、ダスキンでどかそうと作業着を持ち上げたら、ドスンと床にトグロの巻いたアオダイショウが落ちたのです。
母は腰をぬかす寸前でした。
田舎では、マムシが出ると父にお呼びがかかり、捕まえる名人でした。ある時父はヘビとキスをして見せてくれた事がありました。「ホ〜ラ可愛いだろ!」(@_@;)
しかしそんな父がヘビの生態の話をしてくれた事がありました。
「あのね…ヘビは何度も何度も脱皮をするんだよ!うまく脱皮出来なければ病気になったり死んでしまうんだよ。そして人間みたいに手足がない、全身の筋肉を使って皮をぬぐ…目には涙を浮かべながら…」
「久美子、人間も人それぞれ比べられない苦が訪れる。その時こそ、この脱皮の話を覚えておきなさい。必ず超えられない苦はない。試練は成長の為の試験だね」
そして月日が過ぎ…
大人になったわたしは人生の岐路にたち、振り返れば、人生で最も辛い日々を過ごした時の体験があります。
迷宮に入った私は、暫く実家で過ごし外に出る事も、人に会う事も避けていた時の事です。山菜採りに行こうと父から声をかけられ出かけました。自然の中に癒されながら山菜を夢中になり採っていたら時のたつのを忘れ…ふっと振り返ると私の後ろ約7メートルに両親が笑顔で私の姿をみていました。それはそれは微笑ましい姿の二人。わたしは久しぶりに笑顔を返しました。自宅に帰って母にたずねました。「なんであんなに優しい顔で二人は私を見ていたの!」母からの答えに驚愕!
「久美子の後ろにヘビがトグロを巻いていたの…でも父さんが黙って見守りなさい。あんなに喜んで山菜を採っているのだから、ヘビは、何もしないでいなくなるから…」と…
私はその事を知って驚きましたが、父の見守ってくれている姿に感動をし、その日から両親の更に父のさり気ない愛情に氣づき、辛かった内側に光を当てることが出来たのです。
父は巳年生まれ…
なんだか意味がありますね。
本年は巳年。
ヘビの脱皮!
人間の脱皮の年!
わたしはそう捉えております。
今、わたしにも脱皮…その時が来ているように思います。
決して楽ではありません。
わたしの尊敬するダウジングをされるダウザーさんが教えてくださいました。
「地球にやってきた意味は、人間の魂の進化と成長のため…」
と…父から幼い頃、諭された内容は、ダウザーさんのお伝えとまさしくリンクしていると思います。
与えられた環境で心を育て、どのように生きるか、逃げたくなるような痛みもあります。向き合って生きて輪廻から転生をする。今この時代に相応しい脱皮。苦楽とは、苦があって楽。コインの裏表のような必然性の中で生きる!
しかし長き過去世からの魂の営み…様々なカルマの清算と成長の為と捉え励みます。父やダウザーさんが教えてくれた事。
「苦しみのある人ほど、この世にやってくる時にチャレンジ、プログラムをしたのです。成長の為に」
向こうの世界で父は私の守護神になって応援してくれているように思います。
最愛の父
晴清さん、本当に教えを有り難うございます。
本年も、もうすぐ半年を迎えます。この脱皮を支えに超えられない苦はない!
そう、自分を信頼して歩みませんか?
6月も宜しくお願い致します。
m(__)m
