庭に薄紫の紫陽花の花が咲いております。名は【ミセスクミコ】という品種。
この紫陽花は三年前に義理の母にプレゼントしたものです。
義理の母が鉢から庭の土に戻してくれました。今ではしっかり根を張り、株が沢山増え始めています。通常の紫陽花よりは根づきがよくありませんが、義理の母は一生懸命に育ててくれました。
そんな義理の母の姿をみて、私も実践をしました。
昨年12月、スタッフの黒沢から可愛いシクラメンの鉢を誕生日に貰いました。
実は冬を越えて春先は枯れ始めていました。
南の窓辺に置いたのですがドンドン枯れていきました。
通常は日光と適度の水と暖かさが必要です。
余りにも枯れていくので、私はあえて北向きの窓辺に置いてみました。
すると…どうした事でしょう。当然季節外れですので、花は咲いていませんが、枯れた葉っぱが生き生きしはじめたのです。 そして蕾をつけ始めたのです。今では可愛い花を咲かせています。
本当に小さな蕾から小さい花を咲かせました。 私は凄く感動しました。
後でシクラメンの育て方を調べましたが、やはり、日差しが必要で、私の育て方は、そのノウハウとは完全に当てはまった内容ではありませんでしたが、この季節外れに咲いてくれた事に単純に感動しました。
よく何を育てるにも愛情が必要と言われますが、わたしがした事は届けてくれた黒沢を思い出していた事です。私は業務以外でスタッフの黒沢を“育代ちゃん”と呼んでいます。
このシクラメンの名前を育代ちゃんと名付けていました。可笑しなもので名前をつけると更に情がいくものです。不思議ですね。
特に縁のある名前をつけたりすると、想いがその方に届くのかもしれません。
紫陽花は切り花も、中々水の吸い上げがもたなくて枯れやすいのですが、私の庭先で咲く【ミセスクミコ】をサロンに二輪持って行きました。この紫陽花も感動です。しっかりと長持ちして咲き続けています。
クミコは私の名前だから、私自身が想いいれ、愛情深く見守っているようです(笑)
二つの、お花が氣づかせてくれた愛情。
人間関係も大切に育みたいですね。
七月も宜しくお願いいたします。m(__)m