師走を迎えました。2019年も、あと残りわずか。皆様いかがお過ごしですか?
先日テレビで、シリアの北東部の激戦の映像をみました。多くの人々が追いやられ住む場所を
失い、8年も前からの紛争の中で、今も苦しんでいました。
その映像を見つめながら感じます。
人類は戦争から戦争の歴史。止まる事のない戦争の歴史だと。
日本も数々の戦争体験の中から学び、日本国憲法第九条・戦争放棄して、
今日がありますが、今憲法改正が騒がれています。日本はどこに向かうのでしょう。
私達は、日常の生活に足を取られ、心を奪われ、感情の渦に入り込み、個人の生きる歩みだけで精一杯に感じます。豊かさとはなんでしょう?
私は改めて感じるのです。
長いようで短い人生。 何の為に、どこに向かって生きているのでしょう?
物質主義の人類の在り方はもう終焉に近づいているのかもしれません。
ここ最近続く、世界の各地や、日本のいたるところで起こる自然災害……
「目覚めなさい!」という地球からの警告なのかもしれません。
私は、ある兵士の祈りと出会わせて頂きました。
この詩は、私の内側に変化をもたらしてくれました。 ご紹介いたします。
『グリフィンの祈り(ある無名兵士の祈り)』
~(アメリカ南北戦争時の)南軍無名兵士の作と伝えられる~
大きなことを成し遂げる為に、力を与えて欲しいと神に求めたのに、
謙虚さを学ぶようにと、弱さを授かった
偉大なことができるように健康を求めたのに、
より良きことをするようにと、病気をたまわった
幸せになろうと、富を求めたのに、 賢明であるようにと、貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして、成功を求めたのに、
得意にならないようにと、失敗を授かった
人生を享受しようとしてあらゆるものを求めたのに、
求めたものはひとつとして、与えられなかったが、
願いはすべて聞きとどけられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りは、すべて叶えられた
私はもっとも豊かに祝福されたのだ
祈りの12月に心を込めて
