風薫る5月を迎えました。
季節の中でも一番過ごしやすい季節ですね。
ですが、世界も日本も、生活全般が変化の時を迎えております。
昨年の5月は令和元年を迎えて私達日本全体が祝賀ムードの中におりました。
そして、今迄にないほど日本は、喜びと高揚感の中に、新しい元号と、新天皇即位に期待に胸をふくらませておりました。
しかし、現在は、今迄にない試練を味わっているように思います。
令和の持つ意味? チベットでは、【希望】を意味する元号といわれます。
大きな変革の前に訪れている現象をどうとらえるか。
分かりやすく表現したら、【家を建てるには、古い家を壊さない限り、そこに新しい家を建てる事ができません。】
そのように見つめたら、このコロナ現象は、暫く痛みは伴いますが、痛みと共に皆が支えあい、分かち合う、そんな準備の時代の前触れなのでしょう。
痛みは誰もが避けたい……当たり前のように思いますが、これまで人類は痛みから学びを得てきたはずです。
今、経済や、医療や、教育や様々な内容が変化しています。
内側は確かに揺れていきますが、この痛みの向こうに確かな扉が準備されていると確信を持ちながら、支えあって越えて行きたいと誰もが思うでしょう。
新たな天皇を迎えて、日本が輝きを増したあの瞬間。
私達日本人の魂に、令和を象徴する意識、【大調和】を密やかに目覚めさせてくれる出来事が、今のこの時なのかもしれません。
また、当たり前に出来ていた事が出来ない。
そのような想いから、改めて、私達の心の内側にある、真の感謝が立ち上がります。
これまで、私達は嫌な事があると、素直に見つめる作業をしないで、時に流されてきたようにおもいます。
自分の心をはぐらかし、快楽主義の人生を生きてきた、そんな私達人類に、今こそ意識の刷新も起こっているのではないでしょうか。
真の自分と誠実に向き合ってこなかった事を悔い改めながら、今出来る事を内側に訪ねて、心を楽しく豊かに皆で支えあって乗り越えて参りましょう。
皆様、どうぞご自愛くださいませ m(__)m(^.^)
