2021年1月

新年明けましておめでとうございます。

【光陰矢のごとし……】

年明けから感じた言葉でした。何故この言葉がよぎったのか……年末年始は、実家で過ごしゆったりとした時間を過ごせ意識の揺らぎがあったからでしょう。

兄との会話、義姉との会話、姪との会話 、何気ない日常会話が楽しく、姉の美味しい手料理を頂き、温かいご飯を食べられる幸せ……なんだか全てが幸せと感じ両親、ご先祖様の御前に感謝の祈りをして、懐かしい父母の顔が浮かびあがり、涙が溢れました。そんなフラットな意識の中で、兄が見せてくれたアルバムから私の記憶は過去に引っ張られていきました。

時がたつのは本当に速いと……。帰宅してからも暫く、光陰矢のごとし。

私の頭に浮かぶのは過去のデータ。そうタイムスリップです。

懐かしい思い出が甦り、勝手に流れてくる思考を止める事が出来ませんでした。

老子が語った【上善如水】(じょうぜん水のごとし)

~水は実態があるようでない、掴めるようで掴めない、どんな器にもおさまる水のようでありたい~

意識は勝手にやってきて流れていく……

そんな想いがよぎり、暫く思考に任せていたら、人は、記憶で生きている。今を生きる事が出来なくなったのだ。と……つくづく感じたのです。

過去に生き、未来に生きて囚われてしまう思考に縛られてしまう。(過去を悔やみ、未来を憂い……)

これが人生を疲れさせる要因。

本年は、【上善如水】をテーマにて生きようと思います。

【光陰矢のごとし】

確かに私達の生活は凄いスピードで過ぎていくように感じます。

【風】の時代と言われますから。

しかし、意識を今に向けるだけで、二度と戻らぬ大切な【時】を思考に振り回されずに生きられるのだと感じます。

本年は、どんな年になるか? 誰にも想定できないように思います。

ただ言えることは、誰かのせいには出来ない。

私達、ひとり一人の意識のありかたで、この世をつくっている。その意識が集合意識になる、そう思うと自らの意識の有り様を大切にしたいと感じます。

自分の為にも人の為にも……

そして本年も、皆様が、健やかに歩めるようにスタッフと共に、楽しみながら笑顔でサポートして参りたいと思います。

本年もどうぞ、宜しくお願いいたしますm(__)m