新年明けましておめでとうございます。
お正月を迎えて「あらたな時代が始まった」そんな感覚を得ています。
年末に、長い間お世話になった方とのお別れがありました。
出逢いがあれば、必ずお別れがある。それは、身近な家族から始まります。
年を重ねながら、沢山の人間関係と出逢い、沢山のお別れを重ねながら、人は、心を育てる……。
「心を成長させるために、この世に自分以外の人がいる」
そのように感じます。
特に生死に関して、その瞬間に出逢う心を大切にしたい……。その想いを大切にしたい。そのように感じた大切な方との今回のお別れでした。
人と人がいるから自分の心が磨かれる。
それが本当の行なのでしょう。
本年も人間関係の中で生きていきます。
しかし急速にAIがもてはやされる世の中に移り変わってきています。
ホテルのフロントやレストランのウェイター、介護施設にロボットを導入。
日常生活に合理的なシステムを取り入れ、合理化や生産性をあげる。。。
しかし、このような状況を見つめ返せば人間は何の為に生まれているのでしょうか? そんな原点に立ち返ります。
昨年ウォーキングの時に、やけに茶褐色の雑草、荒れ果て赤くやけた、その傍らには鮮やかな緑の草花や雑草。「あ!……これは除草剤をまいたのね」とわたしは、一人言・・・
全ての生活に合理性を求める人間。
人間とはなんなのか? 何者か?
そんな問いかけを自分にしながら、人間とは、字の如く。「人→間」と書いて「ひとのあいだ」は、「人の愛だ」と思うのです。
私たちは、必ず命が閉じる時がやってまいります。
生まれたら必ず死に向かって生きるのです。 誰もが避けられない死。
でも、わたしは思います。 人は、死なない。 ただ肉体のお別れだけ。
肉体があるからこそ、自分を育てることが出来る。
わたしたちは、「オギャー」と生まれた瞬間から、この地球という美しい星で生活をさせて頂いております。
地球は太陽の回りを秒速30キロくらいの速さで回り、月は地球を回り、……地球は自転し……不思議な宇宙のリズムの中で、地球という生命の星が営なまれ、その地球に生きている人間をはじめ、限りない生命達。
そして、わたしたち人間の体は、眠くなったら眠り食べたくなったら食べ、足りると目覚め、足りるとお腹いっぱいになり。
そんな当たり前の足元の氣づきから、壮大な見えない設計図に氣づくのです。
【寝ていても運ばれて行く生命の営み】
そんな想いの中で過ごしたお正月も過ぎていきます。
わたしは思います。
限りない生命の営みの中で、魂の流転を感じながら、魂の成長と進化が願われている。
そんな時代を迎えたように想います。
大切にしましょう。
二度ない【今】を……
本年も宜しくお願いいたします m(__)m
