「久美子社長のひとり言 9月」をUPしました

「真の居場所に出逢う」

ある方の本を読みながら、このくだりに感銘を受けて、溢れ出る涙を流し続けました。

 9月に入ったばかりの私の心情的な体験です。

しかし、いつかこの方の本をご紹介が出来ればと思っております。

お伝え出来るその日を楽しみに想い。別の角度から綴ります。

「私にとって最高の勝利はありのままで生きられるようになったこと、自分と他人の欠点を受け入れるようになったこと」

 ♡この言葉は、「ローマの休日」のアン王女を演じた美しいオードリー・ヘップバーンの言葉です。

外側から見れば羨ましい美しさ、「20世紀最高の美女」と選ばれたオードリー・ヘップバーンは、何と、いじめられっ子だったこと。また両親の不仲に悩み、チョコレートばかり食べ、体重が増え、歯並びの悪さにコンプレックス。

そして、両親はドイツに対する抵抗運動をしていた為にドイツ軍から目をつけられ、大好きだった伯父が街の広場で銃殺されてしまった。オードリーはこれをきっかけに罪悪感に苛まれることになりました。生きる事への絶望。そんなオードリーにも危険が迫り、ドイツ軍から身を隠し、ネズミのすみかのような使われていない地下室に逃げ、ボロボロの新聞紙と空き箱、リンゴ数個と小さなパンで一ヶ月、息をひそめて過ごしたのです。それからずっと生きる意味を考え…そんな中で、本能は生きる事を選択している、自分の意思や頑張りによるものでなく、自然の力で「生かされている」、オードリーはそこに氣づかれたのです。わたしは生きている…ということは、生かされている。ならば生かしてくれている力に委ね、あとは自分がやれることをやりきればよい。そこから立ち上がり、第二次世界大戦終結後に持っていた所持金はたった10ドルだったにも関わらず、心を病まず、「生かされている、だから何とかなる!」

そんなオードリーはついに運命の監督との出会いを引き寄せました。

オードリーはアンネ・フランクと同じ生まれ………

アンネ・フランクの人生と重ねて、アンネもまた、なんで生きているのだろう、死んでも生き続けたい…。

同じ年に生まれ、共に死と向き合うことで、真に生きることに目覚めていった2人の人生。

逆境と出会い、人生に生きる価値を見いだしていく。辛いけれど逆境とは人生を転換する贈り物のように観じます。

わたし達の周りで起こる一つひとつ、小さな事から大きな出来事!

捉え方、見方で人生を一変させる力がある。

そんなふうに思う心の出会い。

大切に一日いちにちを生きたいと想うのです。

              

生かされている感謝を忘れずに9月を迎えております。

                         m(__)m